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2016年11月9日水曜日

米大統領選 選挙人数290人確保、トランプ氏が勝利

29州固め270人超 「全国民の大統領になる」と勝利宣言

米大統領選は8日、投開票された。米メディアによると、共和党候補の実業家、ドナルド・トランプ氏(70)が東部時間9日朝(日本時間同日夜)の段階で激戦州の南部フロリダなど全50州中の29州を固め、勝利に必要な選挙人数270人を超える290人を確保し初当選を確実にした。トランプ氏は9日未明に地元の東部ニューヨーク州で演説し「全国民の大統領になる。米国を再建しアメリカンドリームを復活させる」と勝利宣言した。政治や行政経験、軍歴のない異色の大統領が誕生する。

共和党は8年ぶりの政権奪還で、8日投開票の連邦議会選挙でも上下両院で多数派を維持した。対立するトランプ氏と同党執行部が歩み寄れば、安定した政権運営が可能となる。

初の女性大統領を目指した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官(69)は党地盤の東部ペンシルベニア州で敗れるなどし、9日未明にトランプ氏に電話して敗北を認めた。

トランプ氏は第45代大統領として来年1月、副大統領候補のマイク・ペンス氏(57)とともに就任する。この時点で70歳7カ月と歴代最高齢だ。勝利演説では選挙中の激しい中傷合戦を念頭に「分断の傷を癒やす時だ」と呼びかけた。外交面では「常にアメリカを第一に考えるが、すべての国を公平に扱う」と述べた。

選挙戦では、企業減税や、オバマ現政権が推進した医療保険制度改革(オバマケア)撤廃などを主張。日本など同盟国には米軍駐留経費の負担増を要求し、米軍撤退や核武装容認にも言及して物議を醸した。

メキシコ国境の「壁」建設やイスラム教徒の入国禁止などの主張も一部有権者の共感を集め、事前の予想を覆して支持を拡大した。過激な発言はマイノリティー(人種的少数派)などから激しい批判も浴びたが、盛り返した。

http://mainichi.jp/articles/20161110/k00/00m/030/084000c


ありえないことが、現実になりました。

株安・円高が来ました。

でも、就任の演説は暴言なしとは以外。
まあ、当選するとは思いもしなかったでしょうね。

やはり、トランプ大統領の政治動向のカギがマイク・ペンス副大統領でしょうね。