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2016年4月16日土曜日

熊本で震度6強、M7.3=阪神大震災級、6人死亡-阿蘇など負傷者多数

  16日午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震があり、熊本市や同県菊池市などで震度6強の揺れを観測した。気象庁によると、震源の深さは約12キロ(暫定値)、地震の規模マグニチュード(M)は7.3(暫定値)と推定され、1995年の阪神大震災級。その後も同県阿蘇地方で震度6強や5強の地震が相次いだ。県警などによると、これまでに6人の死亡が確認された。

 菅義偉官房長官は緊急記者会見し、各地で火災が発生し、閉じ込めが53件、生き埋めも23件あると述べた。同県阿蘇市や南阿蘇村、熊本市、益城町などで家屋倒壊や生き埋めをはじめ、閉じ込められたなどの110番が少なくとも約470件あり、各地で多数の負傷者が出ている。

 県警によると、亡くなったのは奥田久幸さん(73)=嘉島町=、矢野悦子さん(95)=熊本市=、高村秀次朗さん(80)=同市=、野田陽子さん(83)=西原村=ら。ほとんどが家屋の倒壊などによる圧死とみられる。

 地震はM6.5だった14日の震度7の地震より大きく、福岡県で震度5強、愛媛県では5弱を観測するなど、九州から中・四国地方の広い範囲で強い揺れがあった。気象庁は14日の震度7の地震が前震で、16日のM7.3の地震が本震との見解を示した。今後1週間で、最大震度6程度の地震が発生する恐れがあると注意を呼び掛けた。

 熊本県などによると、阿蘇市で家屋が多数倒壊した。南阿蘇村では大規模な土砂崩れが発生。東海大学農学部学生アパート4棟で11人が生き埋めとなり10人が救助された。安否は不明。大分県と阿蘇市を結ぶ国道57号と、南阿蘇村の阿蘇大橋は崩落した。

 熊本県宇土市では市役所が半壊したとの通報があった。益城町の老人施設では66人が閉じ込められたとの情報がある。熊本市内の病院では倒壊の恐れが出たため、使用が困難になった。

 このほか、大分県でも土砂崩れやトンネル崩壊などの110番が相次いでいる。同県知事は自衛隊に災害派遣を要請した。

 九州電力によると、熊本、大分、宮崎の各県で一時約20万戸が停電した。
 主な各地の震度は次の通り。
 震度6強=熊本市、熊本県宇城市、菊池市、嘉島町、南阿蘇村、産山村
 震度6弱=熊本県阿蘇市、御船町、山都町、大分県別府市
 震度5強=大分県豊後大野市、福岡県久留米市、佐賀市、長崎県南島原市、宮崎県高千穂町。

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041600032&g=soc


震度7の件は前震なのか(ドン引き)。
九州の人々(特に熊本・大分の人々)が不憫だな....。

直下型だから、東日本大震災に比べようがないな。
死者が出ているが、被害者が無事に還ってくるように祈るばかりだ.......。
余震も続いているし。

収まるといいな。

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