このブログを検索

2018年4月28日土曜日

朝鮮半島を完全非核化=年内に終戦宣言-金正恩氏、初訪韓・南北首脳会談

韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は27日、軍事境界線のある板門店の韓国側施設「平和の家」で首脳会談を行った。両首脳は「板門店宣言」に署名し「完全な非核化を通じ、核のない朝鮮半島の実現を共同目標にする」と明言した。一方、北朝鮮の非核化への具体的な措置・手順には触れておらず、実質協議は6月初旬までに予定される米朝首脳会談に持ち越された。
南北首脳は会談終了後、記者団の前にそろって登場。文氏は「金正恩氏の勇気と決断に敬意を表する。国際社会の支持と協力を得るため、共に努力する」と語った。
一方、正恩氏は「(南北対立の)恥ずべき歴史を繰り返さないよう、二人が膝を接して緊密に協力し、合意が必ず良い実を結ぶよう努力する」と表明した。正恩氏が韓国メディアなどの前で記者発表したのは初めて。
板門店宣言はまた、朝鮮戦争(1950~53年)の終戦を年内に宣言し、休戦協定を平和協定に転換すると明記。「平和体制構築のため南北米または南北米中の会談開催を推進する」とした。日本とロシアを除く多国間の枠組みが設置される可能性がある。文氏は秋に平壌を訪問する。
一方、日本政府が注視している日本人の拉致問題が首脳会談で提起されたかどうかは明らかになっていない。
両首脳は27日午前9時半ごろに初対面し、軍事境界線上で握手。正恩氏は、北朝鮮の最高指導者として初めて軍事境界線を越え、板門店の韓国側に入った。首脳会談は散策などを含めて午前と午後の計約3時間行われた。
韓国高官によると、両首脳は午前中の会談で非核化などを討議。正恩氏は、「文大統領が招待してくださるなら、いつでも青瓦台(大統領府)へ行く」と述べ、ソウル訪問へ意欲を示したという。また、「大統領を未明に起こさない」と述べ、弾道ミサイルの発射中止の方針を改めて伝えた。
文、正恩両氏は昼食を別々に取った後、「平和と繁栄」を祈念して軍事境界線上に松の木を植樹。その後二人だけで散策し、屋外に用意された椅子に座って約30分間話し込むなど、親密さを演出した。夕食会には、正恩氏の李雪主夫人も出席。正恩氏は午後9時半ごろ、専用車で北朝鮮に戻った。
南北首脳会談は2000年と07年に続き3回目。今回の会談は米朝首脳会談の土台づくりと位置付けられていた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018042701198&g=prk

朝鮮統一の第一歩ですね。

朝鮮半島(特に朝鮮民主主義人民共和国)の非核化の件はアメリカ合衆国との絡みがあるから、米朝首脳会談に持ち越ししても当たり前ですね。
日本人拉致問題も米朝首脳会談か、日朝首脳会談に持ち越しだし。

まだこれからです。

0 件のコメント:

コメントを投稿