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2016年7月26日火曜日

相模原多数刺殺 血まみれの建物内、搬送できない遺体…無差別に次々刺傷「なぜこんな静かな町に」

 深夜に窓を破って施設に入った元職員の男は、就寝中の入所者を無差別に刺していった。相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」に26日未明、刃物を持った男が押し入り19人が死亡、25人が負傷した事件。多くの被害者は首を刺されており、血で染まった建物内は搬送できない遺体であふれた。「なぜこんな静かな町で事件が…」。山あいの住宅地はサイレンが鳴り響き、緊迫した雰囲気に包まれた。

 「刃物を持った男が施設に侵入した」

 施設職員から110番通報があったのは26日午前2時45分ごろ。関係者によると、当時施設内には警備員を含む数名の職員がいた。

 入所者が住む居住棟は、東と西の2つに分かれており、殺人未遂容疑などで逮捕された植松聖(さとし)容疑者(26)は、このうち西の棟の1階から窓ガラスをハンマーで割って侵入したもようだ。そして、就寝中だったとみられる入所者らを刃物で無差別に刺した。

 周辺の防犯カメラには、植松容疑者とみられる男が施設に車で乗り付けて、中に入っていく様子が映っていた。

 事件のあった施設に妻が務めているという近くの無職、榎本正明さん(66)によると、午前4時ごろ、家で寝ていた妻に施設から電話で「侵入者があって、けが人が出ている」と連絡があり、妻は慌てて施設へ出かけたという。

 施設には、パトカーや救急車、消防車が多数集まり、招集されたとみられる職員が乗った車も次々と中に入っていった。

 施設入所者の家族で作る「みどり会」の中塚清副会長(73)は、自身の40代の長男の安否確認のため、施設を訪れた。西側の棟にいたという長男は無事だったが、「東の棟にも西の棟にも血が飛び散っていた。血で靴がすべったような痕もあった。まだ搬送できていないご遺体もあると聞いた」と話した。

 「施設に電話したら、息子がけがをしていると言われた」。現場近くに住む80代の男性は、50代の息子が施設に入っているといい「中に入れず、状況が分からない」と混乱した様子で話した。

 事件の一報を受け、現場には100人を超す報道陣が詰めかけた。施設の正門前には規制線が張られ、見張りの警察官が厳しい表情で警備。施設内では警察官らが慌ただしく活動している様子で、その間にも続々と救急車両がけたたましくサイレンを流しながら駆けつけていた。

 神奈川県警津久井署では、早朝から幹部が報道陣の取材に応じ「詳しいことは分からない」と繰り返した。署の駐車場には植松容疑者が出頭時に運転していたとみられる黒色の乗用車が止まっており、車内にはペットボトルやポリ袋が散乱していた。

 施設近くに住む元職員の男性(81)は「自分が働いていた約20年前は、職員と入園者のトラブルはなかった」と振り返り「こんなことは初めてだ」と困惑した様子で語った。

http://www.iza.ne.jp/kiji/events/news/160726/evt16072611490019-n1.html


なにこれ(戦慄)

介護施設の職場のストレスによる事件だね。
自身の体験で「障害者を安楽死できる世界」を作ることを自分なりに目指しているが、頓挫してこの事件に引き起こしたからね。

他人事じゃ済まされませんね。
介護施設で働いて、精神が参ってしまう人がいるほどだからね。


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