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2019年3月1日金曜日

金正男氏息子を救援した団体が「臨時政府」発足を発表 正恩政権の弾圧に対抗 北朝鮮

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で、マレーシアで暗殺された金正男(ジョンナム)氏の息子、金ハンソル氏らを救援したとする団体が1日、住民を迫害する金正恩体制を覆すための「臨時政府」を発足させたとサイトで表明した。拠点がどこかは明らかにしていない。

「千里馬民防衛」と名乗ってきた同団体は「自由朝鮮」と改称し、立ち上げた臨時政府が人権を尊重し、北朝鮮人民を代表する単一で正当な組織だと主張。各国の脱北者らに決起を促した。2月25日にサイトで「今週中に重大発表がある」と予告していた。

朝鮮半島で日本統治からの解放を求めた三・一運動から100年に当たり、事実上の物別れに終わった米朝首脳再会談の直後である1日に発表をぶつけ、国際的な注目を集めようとしたとみられる。

サイトでは、チマ・チョゴリを着て韓国の公園らしき場所で宣言文を読み上げる女性の動画も掲載。北朝鮮の現体制は、政府主導の殺人や拷問、思想統制、強制労働といった罪を重ねたと告発し、「体制下で宣言文を聞いている」北朝鮮国民に対しても圧制者に抵抗するよう呼び掛けた。

https://www.sankei.com/world/news/190301/wor1903010023-n1.html


今日の米朝首脳再会談が決裂で終了したタイミングで来ましたね。




米朝首脳会談↓
米朝首脳、合意できず=非核化と制裁解除で溝-交渉の行方不透明に

トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は28日、ベトナムの首都ハノイで2日間の日程で行った首脳会談を終えた。両首脳は非核化で合意に達せず、文書の署名は見送られた。トランプ氏は会談後の記者会見で、北朝鮮側が一部の核施設を非核化する見返りに制裁の全面解除を求めたことを明らかにし「受け入れられなかった」と説明した。

トランプ氏によると、正恩氏は黒鉛減速炉や再処理施設がある寧辺の核施設などを廃棄する意思を伝えたが、その見返りとして制裁の全面解除を要求。ただ、米側はウラン濃縮施設や核弾頭などに非核化措置の対象を広げるよう求め、寧辺の施設廃棄だけでは「不十分」としてこれを拒否した。ロイター通信によると、ポンペオ国務長官はハノイからマニラに向かう機内で記者団に、会談で核能力申告を改めて要請したことを明らかにした。
一方、トランプ氏は会見で、正恩氏との関係を継続すると表明。ポンペオ氏も「今後数日、数週間で進展が得られることを期待する」と交渉継続への意欲を示したが、実務者による協議の具体的な日程は決まっていないという。トップ交渉でも双方の隔たりを埋められなかったことで、非核化交渉の行方は一層不透明となった。

トランプ氏はまた、正恩氏が今後、核・ミサイル実験をしないことを再確認したと指摘し、経済制裁の強化については「話したくない」と明言を避けた。トランプ氏は正恩氏に日本人拉致問題も提起した。
2日目となった28日の会談は、午前から1対1形式の協議が始まり、側近を交えた拡大会合へ移行。しかし両首脳は会合後に予定されていた昼食会に出席せず、会談場を後にした。
正恩氏はこれに先立ち、会談冒頭で記者団に非核化について問われ「その意思がなければここには来なかった。われわれは今、その話をしている」と核放棄の意向を再確認。正恩氏は米国の連絡事務所が平壌に設置されるなら「歓迎すべきことだ」とも語り、トランプ氏も「素晴らしいことだ」と応じた。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022800868&g=prk

しょうがないね。


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