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2014年11月11日火曜日

米中間選挙 共和党が上下両院とも過半数 オバマ民主党惨敗

オバマ米政権の今後2年間の行方を決める中間選挙は4日(日本時間5日)開票され、与党・民主党が惨敗した。米メディアによると、野党・共和党は焦点の上院(定数100)で現有45議席を大きく上回る52議席を確実にし、ブッシュ共和党政権が大敗した2006年中間選挙以来8年ぶりに過半数を奪回した。共和党は上下両院で多数派となり、オバマ大統領に厳しい審判が下った。
 下院でも共和党は第二次大戦後で最大となった1946年選挙の246議席に迫る勢い。オバマ氏は、求心力低下によるレームダッック(死に体)化が避けられない情勢だ。
 オバマ氏は5日午後(日本時間6日未明)、ホワイトハウスで記者会見し、7日には上下両院の与野党指導部と会談の予定。
 上院はアラスカ、コロラド、アイオワ、カンザス、ニューハンプシャー、ノースカロライナ、ルイジアナ、ジョージアの「接戦8州」のうち5選挙区で共和党が激戦を制した。
 最後に開票が行われたアラスカと、12月6日の決選投票に持ち越されたルイジアナも共和党が優位とみられている。ケンタッキーでは共和党のマコネル上院院内総務が議席を守った。
 CNNテレビ(日本時間6日午前1時現在)によると、下院(定数435)でも共和党は現有233議席を上回る243議席をすでに確保。民主党(現有199議席)は175議席にとどまっている。
 全米50州のうち36州で実施された知事選では、共和党が現有勢力の22州から24州に拡大。14州だった民主党は8州と伸び悩んだ。
 接戦州などの共和党の陣営は、民主党候補と支持率が40%前半に低迷するオバマ氏の「近さ」を印象づける戦術を取った。巨額の資金を投じて、オバマ氏と相手候補を批判するCMを放映。最終盤では、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」やエボラ出血熱への対応の遅れを攻撃した。民主党候補の多くは批判をかわすためオバマ氏と距離を置く姿勢を強調。オバマ氏を批判する候補もいた。
 州ごとに選ばれた選挙人が大統領候補に投票する間接投票の仕組みを取る大統領選と違い、中間選挙は直接投票で行われる。
 
オバマ大統領\(^ω^)/オワタ
黒人...いや我々有色人種の誇りに泥を塗った結果だな、これは。
 

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